コートを翻して

コートの裏地

コートの裏地は何のためにあるか

コートやジャケットの裏には薄い生地が付いています。
この薄い生地が裏地です。
裏地の役割は着衣の型を保つためや、脱いだり着たりするときの摩擦を少なくするためです。
表の生地が薄い場合、身体の形が浮き出ないように隠す役割も果たします。
気温の高い時は汗を吸い取り蒸発しやすくする働きがあります。
これによって服の内側が蒸れて不快な思いをせずに済みます。
気温が低い時には保温効果を発揮します。
冬服の場合、ウール生地の裏地などで更に保温効果を高めるものもあります。
静電気が起きやすい素材だと服に埃が付きやすくなるので、キュプラなど静電気が起きにくい素材であることも大切です。
一般的には表の布地と同色系の生地が使用される場合が多いです。
脱いだときに個性的なファッション性を見せるためにわざと表の布地とは違う色や柄にする場合もあります。
仕立て直しでアイロンを自分でかける場合などは、温度の注意が特に必要です。
袖口の部分は傷みやすいので注意が必要です。

コートを引き立たせる裏地とは

秋冬に活躍するコートですが、近年では裏地にまでこだわりを持った製品が多くあります。
そもそも裏地の持つ役割はコートを羽織ったときに体のラインに沿い、シルエットを美しく映すために役立つ引き立て役存在でした。
以前は白や色に合わせた色で無地のものが多かったのですが、少しの動作でも裏地は見え隠れします。
そのため、細部までこだわりを持った作りにしたいと願うデザイナーも多くなり、チェックや花柄など表生地として使用してもおかしくないデザインの生地が主流になっています。
常に見せているわけでは内部分であるが故、ちらりと見えたときに中のデザインが他の物と違っていることにより、オシャレ度は断然高くなると言えます。
また、コートは脱ぐ機会も多いため、細部にこだわりが必要です。
女性物である場合、柄物だけでなく、袖や裾、または首回りなどにレースが装飾してあるものなど、動いたときに少し見え、目を奪う作りになっているものが人気を高めています。

recommend

Last update:2017/4/7

 

 

Copyright(C) 2015 コートを翻して All rights reserved.